学校や病院、市役所といった公共施設の土台となる基礎部分を作る型枠工事。
具体的にどのような手順で進むのか、現場の裏側を紹介します。
①建物の位置を決める「墨出し」
まずは真っさらなコンクリートの床に、壁や柱が建つ位置を正確に書き写す「墨出し」から始まります。
図面を読み取り、数ミリのズレも許されない精密な線を引いていきます。この線がすべての基準になるため、現場では最も集中力を使う工程です。
②型枠を垂直に立てる「建て込み」
引き終わった墨に合わせて、加工済みの型枠パネルを垂直に立てていきます。
基礎の壁は非常に厚く、高さもあるため、倒れないように仮固定を繰り返しながら進めます。
③圧力を跳ね返す「締め付け」
型枠を立てただけでは、コンクリートを流し込んだ瞬間に重みで壊れてしまいます。そこで、金属製の「セパレーター」や「フォームタイ」という金具を使い、型枠の内側と外側からガッチリと締め付けます。
④コンクリートを流し込む「打設」
型枠が完成したら、いよいよドロドロのコンクリートを流し込みます。
この際、型枠に異常がないか、金具が緩んでいないかを職人が常に見守ります。
公共施設ではバイブレーターという機械を使って、空気を抜きながら密度を高めていきます。
⑤役目を終えた枠を剥がす「解体」
コンクリートがしっかり固まったら、型枠を取り外します。
きれいに剥がれた後に、真っ直ぐで力強いコンクリートの基礎が現れた時の達成感は、この仕事ならではの醍醐味になります。使い終わった材料はきれいに清掃し、また次の現場へと運ばれていきます。
弊社では、こうした一連の工程を20〜30代の若いメンバーが中心となって行っています。
茨城県にお住まいで、街の土台を作る仕事に興味がある方はぜひご相談ください。